ネパール人の名前と苗字一覧

2018/7/10
ネパール人の名前と苗字一覧

ネパール人に多い名前と苗字一覧

ネパール人男性の名前

アルジュン (Arjun) クリシュナ神の弟
アソック (Ashok) 古代インドの王
アニル (Anil)
アバス (Aabash) 感知
アユス (Aayus)
アロン (aaron)
ウダブ
ウッタム (Uttam) 最高
カゲンドラ (Kagendra)
ガネス = ガネーシュ (Ganesh) 富の神
カルナ (Karuna)
クサル 純真
クマール (Kumar) 無垢
クリシュナ (krishna) 神様の名前
ケサブ
ゴクル (Gokul)
ゴパル (Gopal)
ゴビンダ (Govinda) 神様の名前
サガル (Sagar) 海
サビン
サンカル (Sankar) 神様の名前
サンジャイ
サンジプ
サンディプ (Sandip)
サントス (Santosh) 忍耐
シェカル (Shekar) 高い山
シカール (Shikar) 高い山
シバ (Shiva) 神様の名前
ジーバン 人生
ジャナク ラム神の妻の父
スディプ (Sudeep) 光
スザン (Suzan)
スニル (Sunil)
スディル
スバス 活きる
スマン (Suman)
スラジ (Suraj) 陽光
スーリャ (Surya) 太陽
スレンドラ (Surendra)
タンカ (Thanka)
チャンドラ (Chandra) 月
ディパック (Deepak) 光
ディプソン
ディネス (Dinesh)
ディペス (Dipesh) 光の神
ディペンドラ
デニス (Denish)
ナラヤン (Narayan)
ナレンドラ (Narendra)
ニール (Neel) 青
ニラジ
ニランジャン (Niranjan) 健康
ビスヌ = ビシュヌ (Vishnu) 神様の名前
バサンタ (Bashanta) 春
パダム
バブラム
ビカス (Bikash) 発展
ビクラム
ビノッド (Binod)
ビマル (Bimal)
ビレンドラ (Birendra)
ブペンドラ
プラカス (Prakash) 光
プラディップ (Pradeep) 光
プラビン
プレム (Prem) 愛
ヘムラジ
マダブ (Madhav)
マニス (Manish)
マノジ (Manoj)
マヘンドラ (Mahendra) 王の名前
ミラン (Milan) 出会い
ムクティ (Mukti) 解放
ユブラジ (Yuvraj) 王子
ヨゲンドラ (Yogendra)
ラックスマン (Laxman)
ラジェス (Rajesh)
ラジェンドラ (Rajendra)
ラジクマール (Rajkumar) 王子
ラジブ (Rajeev)
ラジャン (Rajan)
ラズ (Raz)
ラビン (Rabin)
ラビンドラ (Rabindra)
ラフール (Rahul) ブッダの息子
ラメス (Ramesh)
ルペス (Rupesh) 美の神
ロハン (Rohan)
ロヒット (Rohit)

ネパール人女性の名前

アスミ (Ashmi)
アスミタ (Ashmita) 乙女
アニカ (Anika)
アニタ (Anita)
アヌ (Anu)
アヌスカ (Anushka)
アムリタ (Amrita) 不老不死
アユサ (Ayusha)
アユスマ (Ayushma)
アラティ (Arati) 火を拝む
アリサ (Alisha)
アンジャナ (Anjana)
アンジャリ (Anjalee)
イーシャ (Isha)
イショリ (Ishwori)神
イサニ (ishani)
イスミタ (Ishmita)
インディラ (Indira)雨の神
ウマ (Uma)
エリナ (Elina)
カジャル (Kajal)アイライナー
カビタ (Kabita)
カリスマ 奇跡
カルパナ (kalpana) 想像
サスミタ (sasmita)
サディクシャ (Sadhikshya)
サビタ
サビトリ (Sabitri) 神の名前
サビナ (Sabina)
サンジャナ
サジャナ
サプナ (Sapana/Sapna) 夢
サブナム
サミクシャ
サムジャナ (Samjana) 記憶
サラサティ (Saraswati) 神様の名前
サラダ (Sarada)
サリタ (Sarita)
サール― (Saru)
サンジタ
サントシ (Santoshi) 忍耐
シタ (Sita) ラム神の妻
ギタ (Gita) ヒンドゥーの本
シムラン (Simran)
シーラ (Shila) 最後の残り
ジャヌカ (Januka)
シャルミラ
シャンティ (Shanti) 平和
スジタ (Sujita)
スシラ (Sushila) 真面目
ススミタ (Susmita)
スミトラ (Sumitra)
スラクシャ (Suraksha) 保護
スリスティ (Sristy) 創造
スリジャナ (shreejana)
ゾイ (Zoey)
ソバ (Shova)
ソフィア (Sofia)
ソブナム (Sobnam)
タラ (Tara) 星
チャンダ (Chanda) 月
ディピカ (Deepika) 光
トゥリシャ (Trisha)
ドゥルガ (Durga) 戦の神
ナビナ (Nabina)
ニキタ (Nikita)
ニーサ (Nisha)
バビタ (Babita)
パルバティ (Parbati) シバ神の妻
ビニタ (Binita)
ビンドゥ (Bindu) 指す
プジャ (Pooja) 祈り
プスパ (Pushpa) 花
プナム (Punam) 月
プラティクシャ (Pratikshya) 待つ
プラティバ (Pratibha) パフォーマンス
プリティカ (Pritika)
プリヤンカ (Priyanka)
マムタ (Mamata) 愛
マンディラ (Mandira)
マニサ (Manisha)
メリナ (Melina)
ユニサ (Uninsha)
ラクシュミ (Laxmi) 神様の名前
ラダ (Radha) クリシュナ神の愛人
ラチャナ (Rachana) 創造
ラビナ (Rabina)
ランジッタ
ランジャナ (Ranjana)
リタ
ルパ (Rupa) 美貌
レカ (Lekha)
レヌ
ロスニ 光

ネパール人の名字

プジャラ (Pujara) 西部のチェトリ族
ティミルシナ (Timilsina) バウン族
タパ (Thapa) チェトリ族とマガール族にも
ギリ (Giri)
シン (Singh) タクリ族 インドのシク教徒姓のシンとは異なる
チョードリー (Chaudhari) タルー族とインド商マルワディにも
バラコティ (Barakoti) チェトリ族
スレスタ (Shrestha) ネワール族
マハルジャン (Maharjan) ネワール族
パリヤル (Pariyar)
アディカリ (Adhikari)
プン プン族とタカリ族とマガール族にも
サキャ (Sakiya) ネワール族
カドカ (Khadka) チェトリ族
バンダリ (Bhandari) チェトリ族
ラジバンダリ (Rajbhandari) ネワール族
カルキ (Karki) チェトリ族
カルマチャリャ (Karmacharya) ネワール族
タマン (Tamang) タマン族
オーディー
アーレー (Ale) マガール族
カーン (Khan) ムスリム
グルン(Gurung) グルン族
ライ (Rai) ライ族
リンブ (Limbu) リンブー族
マガール (Magar) マガール族
チェトリ(Chhetri) チェトリ族
ラナ (Rana) タクリ族とマガール族にも
シャルマ (Sharma) バウン族
ロハル
バスネット (Basnet) チェトリ族
パンデ (Pandey) チェトリ族
パンタ (Pant/Panta) バウン族
ポウデル (Poudel) ジャイシ
バラル (Baral)
ダカル (Dhakal) バウン族
ダハル (Dahal) バウン族
ポクレル (Pokhrel) バウン族
ケーシー (K.C.) チェトリ族
パラジュリ (Parajuli)
タムラカル (Tamrakar) ネワール族
マナンダル (Manandhar) ネワール族
プラダン (Pradan) ネワール族
ブサル (Bhusal) ジャイシ
ロカ (roka)
ゴウタム (Gautam)
カナル (Khanal) バウン族
リマル (Rimal) ジャイシ
ギミレ (Ghimire)
サプコタ (Sapkota) バウン族にもチェトリ族にも
ネウパネ (Neupane) バウン族
ジョシ (Joshi) ネワール族にも、西部のバフン族にも(限定的に)
バッタ (Bhatt) ネワール族 インドとは別
レグミ (Regmi)
ボハラ (Bohara) 西部に多いチェトリ族
ティワリ (Tiwari) バウン族とチェトリ族にも
プリ (Puri)
ブダトキ (Budhathoki) チェトリ族
ミジャル (Mijar)
コイララ (koilala) バウン族
マハール (Mahar)
ダス (Das)
ラサイリ (Rasaili)
デュラル (Dulal)
ドルジェ (Dorje)
ブジェル (Bhujel)
クマル (Kumal) クマル族
チャルマカル (Charmakar) ネワール族
ガルティー (Gharti)
ドーリー (Dori)
ナガルチ (Nagarchi)
ビスタ (Bista) チェトリ族
ラウト (Raut) ラウト族
ビショカルマ (Bishowkarma)
ゴウチャン (Gauchan) タカリ族
ダミ (dhami) 西部に多いチェトリ族

以上が一般的に遭遇率の高いネパール人に多い苗字と名前のリストです。名字は大体平仮名に変換すると3文字になるのが多いことが分かるかと思います。名前はアジア的な名前とは根本的に異なりますね。ずっと見ているとなんとなく語感で覚えてくると思います。

日本では外国人が増えており、ネパール人も増えましたが、色んな顔立ちがあるので見た目だけではそれがネパール人かどうか分からない場合も時々あるかと思います。そんな時、ネパール人に多い名前と苗字を知っていると識別しやすくなります。人懐っこいネパールの人々と仲良くなりたいときにも便利です。

※苗字とジャートはオリジナルのものを書いていますが、他部族と婚姻してジャートが変わっている場合も時々ありますので、必ずしもいつも一致するとは限りません。各部族に関しては下記記事で更に詳しくご紹介します。

また、多民族国家ネパールではカーストごとに文化的な違いがあるため相手のカーストを知ることも必要です。見分け方については別記事カーストの見分け方にまとめていますので、合わせて読むことでさらにネパール人への理解が広がります。

ネパールの名前と苗字の順番

ネパールでは名前の書き方は「名前+ミドルネーム+苗字」の順番になっています。英語圏と同じように名前が先ということです。クリシュナ・バンダリさんという方がいましたら、クリシュナが名前でバンダリが苗字です。ミドルネームがある人もいますし、ない人もいます。

ネパール人の名前の呼び方

ネパール人の家族の呼称

名前以外にも愛情を込めて親族の呼び名を使うことが一般的です。例えば母親は子供たちに対して「チョーラ(息子)、チョーリ(娘)」と呼んでいます。叔父や叔母に対しては「アンクル、アンティー」と英単語を使っていましす、兄弟では「ダイ(兄)、バイ(弟)」で呼び合っています。親戚にはやや敬意を込めて名前と親族呼称をくっつけて例えば「ラムアンクル(ラムという名の叔父)」などのように呼んでいます。

ネパール人の友達の呼称

ネパールでは親しい仲の人を家族同然に扱います。そのため目上の友人には「ダイ(兄)」目下には「バイ(弟)」と呼ぶことが一般的です。年齢が同じの場合は名前が用いられます。

ネパール人の敬語の呼称

ネパールにも敬語は存在します。ですので他人同士の場合は名前だけではなく、名前の後に「サー(sir)」や「ジー」を付けることも一般的です。例えばラムさんの場合だと、「ラム・サー」となります。日本語で言う「さん」と同じようなものです。

ネパール人は結婚すると苗字はどうなる?

ネパールでも結婚すると夫の姓を取ることが一般的ですが、結婚後も身分証明書の名前も変更していない人もわりといます。単に身分証を作り変えるのが面倒であったり、双方の意思で決めれば良いという考え方が許容されているからです。ネパールでは結婚証明書で婚姻関係の証明が可能です。

以上、ネパール人の男性名と女性名と苗字とそれぞれの意味、名前の順番、家族と友人と他人の呼び方や、結婚後の苗字について詳しく説明しました。技能実習生や留学生などによって増えている在日ネパール人との交流にも役立てていただければと思います。

コメント

匿名 さんのコメント…
シェルパ族の名字は?
MANGALAM NEPAL さんの投稿…
シェルパ族でよくある名字にドルジェがあります。シェルパも一般的です。シェルパは族名としてだけでなく、シェルパ族の個人の名字としても使われています。ドルジェという響きによく似た名字にダルジというのもありますが、ダルジはシェルパ族ではなくダマイ族に属します。ちなみに族名が名字にもなっているケースは他にもチェトリ族の名字チェトリやグルン族のグルン、マガール族のマガール、ライ族のライ、タマン族のタマンなどがあります。
匿名 さんのコメント…
アチャリャ?はたぶんネパール人の名字だと思いますが、は何族ですか?
MANGALAM NEPAL さんの投稿…
アチャリャはバフン族です。ちなみにアチャリャ姓はインドにもあります。ただし両親や先祖のどこかで違う部族と結婚してバウン族でなくなってるケースでは、名字はバウン族由来の人でも異なる部族になっています。例えばコイララ姓は元来バウン族ですが、私の友人のコイララさんたちのうち一人はチェトリ族です。別記事ではウパッデ(混ざってない)と非ウパッデ(混ざってる)についてなどバウンについてより詳しい情報も詳しく書いてますので参考にどうぞ。
匿名 さんのコメント…
初めまして
彼女がネワールなんですが、苗字がShakyaサッキャです。
別のところでもSakiyaサキヤという表記を見て疑問だったんですが、この2つは別々の苗字ですか?
MANGALAM NEPAL さんの投稿…
2つの可能性が考えられます。
①Shakyaとよく似た綴りのSakiyaさんがインド系やマデシ系となると異なる可能性もありますが、ネワール系であるならその可能性は極めて低いと思います。なぜならネパール人が苗字を書く際によくあるのがローマ字表記の不統一さがあります。例えばPoudel姓の人でもPaudelと書いたりする人がいます。ChhetriもXetriと書いたりChhetryと書く人、或いはChhetreeと書いてみたりしています。ですので綴りが違うだけな可能性もあります。
②はSakhiyaというhが入った綴りならインドにあります。これは別物です。