バングラデシュは昔インドの一部でしたが、イスラム教徒が多く独自の文化を持つ地域として独立。なので名前はイスラム教由来のアラビア系の名前が最多です。2番目に多いのがヒンドゥー教徒によるサンスクリット語系の名前。どちらもベンガル系の名前より多い程バングラデシュでは宗教が非常に重要な位置を占めています。本記事はバングラデシュ人の名前について詳しく解説します。
バングラデシュ人に多い名前と苗字
バングラデシュ人男性の名前
- アリフ (Alif) 友愛
- アサド (asad) 獅子、徳を備える
- アハド (ahad)
- アジャイ (ajay)
- アマン (aman) 平穏
- アシク (ashik)
- アニク (anik)
- アビル (abir) 強さ
- サビル (sabir) 忍耐
- シェハン (shehan) シンハラにもあり
- シャム (sham)
- シャア (shah) ムスリムの王
- シャデク (shadik)
- サディ (sadi)
- サディク (sadik)
- サイード (saheed)
- ザワド (sawad)
- ナディム (nadim)
- サディル (sadil)
- サヒブ (sahib) 主人
- サリム (salim)
- ナビル (nabir)
- ナイーム (nayeem)
- ファルディン (fardin)
- メヘディ (mehedi)
- モハメド (mohamed)
- モハマド (mohamad)
- ラビ (rabi)
- ラザ (raza)
- パワン (pawan)
- プレモ (premo)
- プリヤジート (priyajeet)
- ラフィ (rafi) 高潔
- ラジュ (raju)
- ロハン (Rohan)
- ラキブル (Rakibul) 観察する人
- リャド (Riyadh) 庭園
バングラデシュ人女性の名前
- アヌ
- アディティ
- アグネス
- アミラ
- アパラ
- アリファ
- アリア
- アラード
- アジャーラ
- アマラ
- アンジー
- アニタ
- アラティ
- バルサ
- プルビタ
- ナズィア
- サディア
- ラフィア
- アメリア
- サンジャナ
- サフィナ
- パリニータ
- プラバティ
- デバ
- ジョティ
- カイラ
- カルポナ
- カリーナ
- リジャ
- ミナ
- マドゥ
- ビンドゥ
- ソニア
- ヤソダ
- ファティマ
- ヒマンスィ
- イリーナ
- サブナム
- サジーナ
- サラッド
- シェイラ(シェーラ)
- スリスティ
- スジャータ
- サビーナ
バングラデシュ人の名字
- シェッド 由緒正しきイスラム教徒の苗字
- ウラー "神に仕えし"のような意味
- ミル アラブ系に起源を持つイスラムの苗字
- ミルザ ペルシャのイスラム世界で中心的役割の人に与えられていた苗字
- シャー 皇帝や王を意味するイスラムの苗字
- ベガム
- チョードリー 南アジア一帯に共通した農耕民族の苗字
- サルカル
- カーン ムスリムのもっとも一般的な苗字の一つ
- ハザリ
- スィクダル ムガル帝国時代は行政官を意味した
- マジュムダール
- ジョアルダール
- ミアー ベンガル圏にみられる苗字
- ムスタフィ
- マランギ
- ゴマスタ
- ロハニ ネパールにも見られるベンガル周辺地域の苗字
- マリック ムスリムのもっとも一般的な苗字の一つ
- シェイク
- バッタアチャリャ ヒンドゥ系の由緒ある苗字
- ダス
- デブロイ
- ガイン
- グプタ インド圏全域で見られる一般的な苗字 インドでは商人カースト
- ゴシュ
- ミトラ
- シャハ
- タクル インド圏全域で見られる一般的な苗字 インドではクシャトリヤに相当する
- ライ
以上がバングラデシュ人に多い名前と苗字です。
イスラム系人口が多いためよく見聞きする名前も自然とイスラム系のものになっていてアラブの名前と親和性があります。またペルシャ語に起源をもつ名前も少なくありません。ただし同じイスラム系でもアラブ方面とベンガル方面では人の容姿が異なりますので、イスラム系の名前と外見によってバングラデシュ人であることがだいたい予測できます。イスラム教によるインフルエンスが強いということです。
バングラデシュ人は独自のオリジナリティやアイデンティティを強く意識していてインド人と混同視されるのを嫌がることもあります。例えばヒンズー教徒は牛肉を食べませんが、イスラム教徒なら牛肉を食べます。そういう初歩的な部分から大きく異なっているので交際も心がけが必要になります。技能実習生や留学生の増加で日本でもバングラデシュ人を目にすることも増えてきましたので、バングラデシュ人の交流や、友達になりたい、付き合いたいという方にの参考になればと思います。
バングラデシュ人の名前の特徴『MD.(モハメッド)』とは?
バングラデシュ人男性の名前を見ていくと、その多くが名前の先頭にMD.が付いていることに気付くはずです。このMD.というのはモハメッドの略です。似たようなのに、ヒンズー教徒の名前の先頭にスリーが入っていることがあります。これらは名前の一部ではありますが、それだけで呼ばれることはほぼありません。例えば、MD.アリフ・チョードリーと言う男性がいたら、彼の名前を「MDさん」もしくは「モハメッドさん」と呼ぶことはほぼありません。彼はアフリさん、或いはアフリ・チョードリーさん、と呼ばれます。但し、ミドルネームがモハメッドであった場合は、モハメッドさんと呼ばれます。名前の先頭に付くMD.の便利な点としては、イスラム教とヒンズー教徒がいるバングラデシュですが、名前の先頭にMD.が付いているとイスラム教徒であることが直ぐに認識できることです。
バングラデシュ人の名前の順番は?
バングラデシュ人の名前の書き順は「ファーストネーム+ミドルネーム+ラストネーム」です。バングラデシュの名前のルールでは、必ずしも親と同じ名字を名乗る必要はありませんし、親と全く同じ名前を付けることもできます。名前が親と全く同じであった場合は、ミドルネームによって個々を識別します。また、バングラデシュの名前の多くはイスラム教にちなんだものとなっており信仰の強さが伺えます。個性的な名前が多い日本とはかなり違うことが分かりますね。
バングラデシュ人の呼び方(呼称)
バングラデシュでは男性をモウシャイかサーかジョナブかバブと呼ぶことがあります。モウシャイは最も一般的で英語のSirと同じような使い方がされています。バブはヒンディー語では男児や若い男性へ親しみを込めて呼びますが、時にバングラデシュではバブはヒンズー教徒の紳士を呼ぶときに使われています。そして年上に対してはカカバブという呼び方を用いることもあります。また、若者(男性)に対してはダダという呼び方もできます。ジョナブはイスラム教徒の紳士を呼ぶときに使われます。サーと呼ぶことが多い理由としては、バングラデシュでは英国による支配の影響が強く残っていて英語を喋れる人も多いからです。以上、バングラデシュ人の名前と名字の一覧、名前の特徴や順番や呼び方についてご紹介しました。
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