今日のネパール美人1:タマン族
カトマンズではタマン族の祭ソナム・ロサール(Sonam Losar)がありました。民族衣装を着たタマン族の女の子たちです。御覧の通りお化粧はあまりしません。ネパールにはアーリア美人だけでなく、モンゴロイドの美人もいます。これはオリジナルの伝統的な服ではありません。色んなモンゴロイド部族の寸法デザインをとりいれた進化形のようです。アレンジしまくってますが、カルチャーを"骨董品"のように扱わず、どんどん変わっていくのもありですね。それができるのもタマン族が独自の文化に生きていて民族衣装を"実用品"にしているからでしょう。時代とともに手を加えていく。いつもアーリア系の女性って美しいなーって圧倒されますが、モンゴロイド系にも美女はいます。特にタマン族にはたまにもの凄い美女がいます。だいたいそれは中国人やチベット人みたいな顔をシャープに立体的にしたような感じです。ネパールには実際タマン族と顔立ちが良く似たラマ族というのがありますが、そのラマ族はもともとはチベットから来たということです。ネパールのモンゴロイドはビルマ系などが入っているそうですが、ラマやそれに似たタマンはルーツが違うでしょう。
タマン族の若い女性たちはとてもやさしいです。またタマン族は若者たちの自由恋愛・自由結婚も許しています。タマン族は仏教を信仰する人のほうが多く、ヒンズー教はいてもとても少ないので、ほとんどのタマンはカーストなど気にしていません。どうしてヒンズーが勝手に決めたことを気にしなければならないのか?といったどこ吹く風感があります。この狭いネパールでしがらみに囚われず自分たちの文化で元気に生きている感じがします。
ところで、タマンの人たちは平和主義者な感じがありますが、モンゴロイド系が全員そういうわけではありません。他のネパールのモンゴロイド系女性達はみんな勢いがあります。他民族社会で一歩も引けを取りません。ふてぶてしさと連携力を習得しています。ネパールで一番強いのはモンゴリアン・カースト(モンゴロイド)のおばちゃん達ではなかろうかと最近思うのであります。