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ネパールはどんな国?

クマイバウン ネパールバウンになった北インドのブラーミン/バフン

クマイバウンはプルビヤバウンのような虚勢を張る態度がなく、口論がない。インド北西部のブラーミンとよく似ている。勝ち負けに拘らず、相手の顔をたてる余裕があるからか。

クマイバウンの名字にはウッタルカンダのクマオンのみならず、ヒマーチャルプラデスやパキスタンとインドのパンジャブ州の中間地帯、ラビ川周辺の地に遡る苗字もある。

そもそも「バウン(=バフン)」と言うのはネパール語で、ヒンドゥーカーストのバラモンを意味し、最高位の階級だ。ブラーマンまたはブラーミンと発音される。
ネパールのバウンには「プルビヤ」と「クマイ」の二種類があり、さらにウパデャヤとジャイシの2つのランクが双方内にある。詳しくは

なぜ序列一位に2つの派閥?
プルビヤはもとからネパール一帯にいた人々を起源にしているのに対し、クマイは後にインド北部クマオン(ウッタルカンダ州)以西からやって来たブラーミンだ。

私の知人は言った。「昔はクマイはプルビヤの飯は食わなかったし、プルビヤもクマイの飯は食わなかった」と。

ヒンズー教カースト制度の正統性を「我こそが」と競っていたわけだ。

インドのクマオン以西からネパールに入ってきたブラーミンのグループが、今日までプルビヤとは風習が多少異なり婚姻せず交わらなかった。これがネパールに来て千年以上経た今に至るまでクマイバウンと呼ばれる由縁だ。1990年カースト身分制度廃止、それからだいぶ経つ最近はプルビヤとも結婚するようになっている。プルビヤバウンの多さに比べてクマイの少なさは苗字の数を見ても分かる。

赤丸の地域

クマイバウンの名字にはウッタルカンダのクマオンのみならず、ヒマーチャルプラデスや画像赤丸地域のパキスタンと印パンジャブ州を流れるラビ川周辺の地に遡る苗字もある。

実際に私はパンジャブやヒマチャルプラデシュでブラーマンの家に二ヶ月住み共に過ごしたが、彼らはクマイバウンと容姿はほぼ同じである。いかにもな北インド顔がある。思うにイランとロシアを足して日焼けさせたような顔。もちろん全員ではないが。
また、日焼けしているだけでシャツの下は比較的白い人もいる。もちろんもとから少し黒めの人もいるが。


クマイバウンはプルビヤのような傲慢な印象は無い。インド北西部のブラーミンとよく似ている。口論家ではなくリラックスし、「これはこれ、それはそれ」が確立されている人が比較的多い気がする。

以下

クマイブラーミンの苗字(あいうえお順)

アワスティ、ウプレティ、オージャ、オリ、カレル、カクレル、カデル、カンデル、スィワコティ、セダイン、タパリア、チャウラガイン、チャタウトゥ、ティワリ、トゥリパティ、バッタ、パタック、パネル、パンタ、パンデ、ビスタ、プラサイ、べトゥワル、マイナリ、ミシュラ、レグミ、レカック、ロハニ

上記のうち、ティワリ、レグミ、ミシュラはプルビヤにも存在する。ビスタはチェトリにも、バッタはネワールにも存在する。

英語の綴り
Awasthi, Upreti, Oja, Oli, Kharel, khakurel, Kadel, Kandel, shiwakoti, Sedhain, Thapalia, Chaulagain, Chataut, Tiwari, Tripathi, bhatt, Pathak, Panel, Panta, Pandey, Bista, Prasai, Bhetwal, Mainali, Mishra , Regmi, Lekhak, Lohani
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