私が何度も見たインド人男女の浮気事情

インドは交際に際して保守的と言う人もいますが、私は懐疑的に見ています。なぜなら私はインドでけっこう不倫を目撃したからです。以下、開放的な浮気の話を3つご紹介します。

でたらめ過ぎるインド人の浮気

インドが保守的というのは外から見える生活様式のことではないでしょうか。内部はしょせん同じ人間ですし。てかむしろあまりにもぶっ飛んでいるからこそ強い戒律ができたのかも?と考えてしまうほどぶっ飛んでいました。

保守的な伝統が残る農村でも浮気

そもそも日本の彼女が欲しい、日本の女性と結婚したいと日々言い続けていたデリーのインドの友人が里(ラジァスタンの農村)に遊びに行くというからついていくと、そこにいたのは奥さんと二人の子供でした。

「未婚と言っていなかったか?」
「あれはね、ちょっとね・・・ヘへ」

この友人はヒンドゥー教徒の農民カーストで代々伝統的な暮らしを続け、奥さんはラージァスターンの農村出でジャイナ教徒という非常に厳格な方です。この地の慣習として奥さんは一日中シースルーのスカーフ(グーンガット)で顔を多い隠しています。歩くときも顔を覆うようにスカーフを正面から垂らしていてかなり異様です。

この辺の既婚者は全員がそうでした。道を歩く時も買い物をする時も仕事をする時も。(都市部では顔は隠さなくなっているが)家で話している時に顔を見せてとお願いすると、親しい友人だし外国人だからということで友人は奥さんに被り物を取るように促しました。奥さんは恥じらいながらとっていました。顔は美しいというほどではありませんでしたが、若く身持ちの硬そうなしっかりした顔立ちでした。夫の前以外では常に被り物を被せている良き妻のはずです。こんな奥さんがいながら日本の女性と結婚したいと言っていたのですから実にけしからないことです。

浮気心を持っているのは彼だけはありませんでした。彼の友人Aさん(既婚)とドライブに出かけた時、運転中のAさんにガールフレンドから電話がきました。彼は浮かれ上がってしまい、我々を乗せたままガールフレンドと合流したのです。既婚だから控えめにとか、隠すとかいう素振りは最初からありません。むしろ、俺のガールフレンドを見るか?という勢いです。待ち合わせ場所まで猛スピードで行くと、いたのは二人の女性でした。なんとガールフレンドの母親も一緒に来ていたのです。これ実話ですよ。事実は小説より奇なりと言いますがこんなのは良くないですねー。

牧歌的な村でも浮気

ヒマチャルプラデシュの山村にて、ヒンズー教のブラーミン一家の家に住んでいた頃、夫婦喧嘩が起きました。家の奥さんは浮気症でちょっと有名であったのですが「またか」と疑惑がでたのでした。夫が毎朝徒歩一時間先の茶屋をしているのですが、その隙に連絡を取り合っている他の男と密会していたというものでした。過去に何度か発覚し、激怒した夫と離婚の危機に陥ったりもして小さな村ではこの話を知らない者はいない状態でした。奥さんは以前から緩かったそうです。

なんとその村の浮気騒動はその一家だけではありませんでした。二軒先の家では、金持ちでハンサムな男性と結婚したにも関わらず、婚前から密会していたブサイクな男と浮気を続け後に発覚して離婚してしまったそうです。夫はリッチだったため家を三軒も建て子も二人いたのですが・・・。寝取られていた事実を突き止めた夫は突如自分の荷物をまとめ、話もろくにせずにあっという間に子を連れて去っていったと言います。残された妻はその醜い浮気相手と結婚し直し、今も前の旦那が建てたリッチなホテルのような屋敷に住んでいるというものでした。

(ちなみにこのバラモンの村は家が十軒ほどの集落で昔ながらの伝統的な暮らしをしています。バラモンとはヒンズー教カーストの最上位で向かいのラジプット(クシャトリヤの中でも上位)の村人からも聖なる階級と言われていましたが・・・。実際に内部に入って生活してみると果たして保守的なのだろうか?なことが多かったです。)

さらに、向かいのラジプットの村でも妻の浮気がもとで離婚、元妻は離婚したあとも三度結婚離婚を重ねたツワモノ女性がいたそうです。そして今、前妻はよりを戻したいと再コンタクトとってきているそうですが、村人はそんな元妻を嫌悪し彼女との再婚はないと断言する代わりに、新たに知り合った23歳の女の子に結婚アプローチしたいみたいな話でした。村の女性が3度結婚とか、40超えの村人が23歳の女性と結婚模索とか、インドは言われるほど保守的でしょうか?保守的とは本当に見て行ってるんでしょうか?少なくとも私が見る限り、まったく保守的でないどころか、気分で自由に生きてる人が多いような・・・?

パンジャブの女好き中年

中年警察官の友人の車で各地を巡って過ごしていた時です。彼は出発前に自分の妻と娘を友人宅に預けました。なるほど、遠出するので何日も家に戻らないから家族を安全なところに置いていくのだな、と思っていました。実際その意味もあるでしょう。ところが彼は二日目にはすでにガールフレンドと連絡を取り始め、時間を見つけては2,3時間会いに行くようになりました。

破廉恥なインド人男女の浮気まとめ

友人の一人は困ったような、おどけたような顔で言いました。「インドの女性は強い。性欲はもっと強い。」

浮気は男性の気持ちだけでは成り立ちません。それを許容する女性がいて初めて実現されます。ヒマーチャルの村の女性の話にもありましたように、女性も奔放な人たちがいるわけです。

現在インドは物凄いスピードで人々の思考が変化していると思います。まず女性の生き方に対する考え方が急激に変化し始め、声を上げる女性、そして女性のこれまでの状況に理解を示す男性がものすごく多いですよ。厳しいルールの話はあまり聞きません。若い人々は自由に色んな人と好きなように交際したいという願望があるようですし、他にも、職業に対する制限意識が希薄になり、モデルや女優など芸能人志望者が激増し、エンターテイメント性のある職業やライフスタイルに憧れる人々が増加しています。都市では自由交際も増えていますし、若者達でパーティーをすることも珍しくなく飲酒やデートも増えています。中年世代など自由な社会を謳歌しなかった世代も最近のこういった社会変化のなかでリベラル化し、若者の娯楽を黙認、或いは自らも乗っかろうとしている人も珍しくありません。多くの人が個人主義的な生き方を理想とする自由思考へとシフトしてきています。カーストの制約もネパール以上に急速に減退しています。インドでは異カースト婚が実は物凄く多いです。異性関係もかつてのような婚前交渉はせず、お見合いで結ばれた相手だけが生涯で関係を持った人といった価値観ばかりではなくなってますね。自分が望んだ相手と熱い恋愛をしたいと渇望する人が増加してます。

インドは閉鎖的で厳しい社会に聞こえますが、必ずしもそればかりではないと。行くとこ次第でまったく異なる印象になるはずです。今回はインドの浮気事情でした。