ネパール=インド間 バス・飛行機・移動ルートの簡単な比較参考

飛行機

インドネパールの二国を移動する際の交通手段を考えます。私はバスは車窓の移り変わりを眺めながら行けるし、飛行機でもヒマラヤとインドの広い広い大地が見られるのでどちらも好きです。

空路 デリー=カトマンズのフライト

飛行機での移動所要時間は1時間半ぐらいで値段は1万円です。オンラインで購入でもいいのですが、タメルのトラベルエージェントでも常時1万でデリーまでのチケットが買えます。いろいろとリンクを知ってる人もいるので時々役に立ちます。相場はどこも一律でだいたい1万円(ぼったくりなし)です。私がデリーに立つ日、空港で一人の外国人がチケットカウンターで乗機を断られていた。飛行機のチケットは買っていたが、インドのビサを取得していなかったただめ。注意する点は、当然のことではあるのですが、インドへ行くにはビザを取得しないとならないことです。例外で日本人には空港から入国する場合にはアライバルビザ(滞在最長1か月間まで)が発行されていますが、防疫期間中は停止になっています。1ヶ月以上の滞在を考えている場合は、ビザがいります。ネパールのインドビザセンターはラジムパットというタメルから北に約15分歩いたエリアにあります。大使館ではなく、ビザセンターという場所で発行されています。それからデリー空港到着時は、タクシーが少ないので、例え放浪旅であっても到着してからどこへ何に乗って向かうかだけは先にはっきりさせておいたほうが無難でしょう。

陸路 インド=ネパールのバス

所要時間は長いですが、平坦な道のためネパールのバス旅であるような狭い車内で揺れまくる辛さはありません。そしてインドのバスの値段は破格の安さです。 私は飛行機とバス両方試してみましたが、バスも全然おすすめできます。 私の場合はバスではインドからネパール西部マヘンドラナガル経由で入国しましたが、国境付近の様子も見られて良かったです。 特にこのルートはインドからネパールに入るまでの道のりはヒマラヤ沿いの地域を通るため、そこは比較的治安も良くそれほど危険を感じることはありませんでした。 人々もわりと親切で、道を尋ねればほぼ間違いなく立ち止まり、一生懸命に一緒にルートを聞いて探してくれていました。

オススメの乗り物

私は結論としては飛行機が怖いのでバスを選びます。ゆっくりと人々の様子や景色の移り変わりも見ていけますので。 バス旅はインド内では道が広く真っすぐなため気持ち良いほどかっ飛ばしてくれます。なのでわりとどこへでも早くつきます。 なので長距離バスに乗らずとも、普通のバスで町から町へと移動しながらネパール国境までいくのも全然ありです。 国土が大きいので、市バスもかなり遠くまで運行していますし。 そしてインドは公共のバス網が発達しているだけでなく、公共バスはぼったくりが絶対に無いのも便利さを実感させてくれます。 インドやネパールではタクシーや私営のバスでは運賃のぼったくりが現地民に対しても起きていますが、インドでは公共のバスを使えばチケットカウンター、バス搭乗員全てがパブリックのワーカーとして誇りのようなものを持っていて、逆に疑ったりすると怒られるぐらいです。こっそりほかの乗客に値段を聞いて確認したこともありますが、ぼったくりは一度もありませんでした。ネパールでは交通網の発達が非常に遅れており、しかも乗務員次第で値段が変わることがよくあります。

移動 インドルートの注意点?

スノウリルートは危険??私は一度、ネパールからインドまでバスでスノウリ経由で行こうと考えたことがあり、ネパール人の友人にそう話すと、とんでもない!絶対に行くな!とのこと。二つのことを言われたことがあります。 ・とにかく座席の状態など、想像と違うだろうからおススメできないということ・スリ、強盗、詐欺、ギャング、暴行、恐喝、下手すると命を落とすこともありうるからおススメできないということ。旅慣れしていても、連中も旅行者とそうでない人の見分けに馴れているからとにかく危ないのだと。 逆にそこまで言われると、一体どんなとこ??って感じで見てみたくもなりましたが、その時は現地人たちがこぞってヤメトケというような危ないところには近寄らないほうが良いと考え変更しました。なので本当に危険なのか実態はわかりません。 そしてなんと、インドからネパールに行く時も、電車でゴーラクプル(Gorakhpur)へ行き、そこからバスでスノウリを経由してネパールに入ろうと思いインド人の知人に話すと、とんでもない!どうしてもしたいなら行けばいいけど、知らないよ!と制止を受けました。ネパールでも言われたことだったので素直に聞きました。なので、このスナオリ経由のバスルートは見ていないので本当に危険なのかは実態はわかりません。 インド人とネパール人はビザ無で行き来でき、国境の町は行き交う人々でごったがえしています。 その交通量、人の量に比べて、スノオリの国境ゲートはとても小さく開きっぱなしの門が一つあるだけで職員もたっていません。人込みに交じって歩いているとそのまま通過してしまうようなところで、そういった意味でも危なっかしいところがあります。