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ネパールのカースト制度・人種・苗字・階級・歴史をわかりやすく解説

ネパールでは苗字や人種で人の扱いを区別する制度が存在していました。一般的にカースト制度と呼ばれます。この記事では、ネパールのカースト制度の仕組み、歴史、現状まで徹底的に解説していきます。

ネパールの苗字とカーストはもはや判別不能だけど顔では見分けられる

ネパールでは苗字で彼らがどの層であるかが分かっていた時代から、苗字だけではそれが識別できない時代になってきている。
例えばポーデル姓はバウンの苗字だが、今やジャイシやチェトリ、特にチェトリのポーデルが異様に多い。

端的にこれはカーストを超えた婚姻(インターカースト・メリッジ)がそれだけ増加していることを示している。

バウンの記事でも書いたように、通常バウンは他の層との婚姻はしていなかった。かりにした場合は、その地位はチェトリに落ち、或いは最底辺に落されていた。
それでも長い長い時のなかでインターカーストした人々の合計、それからその人々の子孫も増えていくと相当な人口になっている。

特に近年のポカラのようなインターカーストが多い町と認識されているところでは、バウンやチェトリの苗字で顔はモンゴロイドという子のケースがかなり見られる。

カーストと身分の時代はすでに終わっていているけど、今では各民族がそれぞれ独自性を認めながらネパリとしてハーモニーするというものになっていて、だから依然として各民族は各々の習慣を保持している。

それで、この人はどんな民族なのかな?というとき

苗字より顔を見たほうが分かることもある。
この点はネパールの凄いところで、ほんとに各部族によって顔立ちが分かれている。
バウンの顔、チェトリの顔、リンブーの顔、ディマルの顔、そういったものがある。

「あーこれはチェトリだな」
「違う、あの苗字はバウンだ」
「いや、顔がインターカースト」
「んー?」

それでやはりインターカーストだったというケースが幾つもある。
例えば空港で

「あの人はどこの国の人だろう?」

と言ってクイズして遊んだことがある人も多いと思うけど
あれもいろんな国の顔と、それから仕草を記憶しているからできる

だからネパールしか見たことの無いネパール人は混血顔の識別は不得意で
例えば私の目からははっきりとインターカーストした顔だなと分かる顔でも
ネパール人はそれが分からないといったケースが多々ある。

日本もかつて国造りのころは色んな顔があったんだろうけど
ネパールでは今にいたるまではっきりと昔からの各民族の顔が保存されている様な状態