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チトラン (Chitlang) カトマンズ近辺の山村

カトマンズの山のすぐ裏側は景色が一変する。段々畑が広がり、土と石で作った家から、炊事の煙がのぼっている。手に桑を持った女性、頭からこれでもかと薪をかける女性、実はそっちのほうが通常のネパールだ。チトランもそういった通常のネパールの山村を見られる場所のひとつである。ここの見所は、山村が見て取れるうえに、ネワールのかなり古い集落があること。盆地というか小さな小さな谷で、標高は1800mぐらい。山の中特有の冷気があり、温室ガスの充満するカトマンズより少し気温が低い。
通常カトマンズ近辺のネワール人の町はすでに現代的な材料と工法を使った家に取って代わられ始めているのだが、チトランのネワール族集落は、まるで大昔の空間がそのままそこにあるような佇まいを今でも保っている。
ネワール族の町の手前にも小さな農村があり、そこには外国人向けのゲストハウスもある。欧米のトレッカーが時々来るらしいのだが、そもそも外国人のチトランへの来訪者自体が少ないようだ。それでも、カトマンズのローカルの大学生などはソーシャルスタディの一環として遠足でここを選ぶこともあるようで、ネパール人の間ではそれなりに知名度がある。チャンドラギリからミニバスで一山超えるだけなのだが、40分は見ておいたほうが良いだろう。しかもバスは小さなトラック型なので、荷台で揺らることになる。