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チャンドラギリ(Chandragiri Hill)がケーブルカーと展望台でカトマンズの観光スポットに!

この記事では、ネパール旅行の新しい観光地チャンドラギリについて述べてゆきます。見晴らしの良い山の上にロープウエイ(ケーブルカー)や展望台、寺院が新設され、とても綺麗です。

チャンドラギリの場所

チャンドラギリはネパールのカトマンズ盆地の最西端にあります。カトマンズ盆地の西の宿場町タンコットで盆地は終わり、深い森に覆われた急勾配の山になりますが、そこにケーブルカーが設置され、山の上に展望台、商業施設、寺院が新設されました。チャンドラギリへはタンコットから登ってゆきます。

チャンドラギリのコンセプト

チャンドラギリは2016年末に完成しました。38のゴンドラからなるケーブルカーが売りです。この施設の立案者は、マレーシアのゲンティン・ハイランドから着想を得たそうです。ネパールの老若男女を対象にした憩いの場を作りたいという願いからでした。

チャンドラギリの標高

標高は2,500mぐらいです。カトマンズ盆地の標高が1,500mぐらいです。この山は急斜面で高くなっています。

チャンドラギリの山道

チャンドラギリまではケーブルカーだけではなく、山道からも登って上がれますが、この山道を走るバスはトゥクトゥクです。客席に荷物をこれでもかと載せた狭いトゥクトゥクが爆竹が連続破裂するような音を立てて蛇行道の山を登っていきます。トゥクトゥクはドアがなく、吹き抜けですから、平坦な町では気持ちよいのですが、山道では馬力が弱いためアクセル全開になります。従って低速、ガソリンの臭い、排気ガス、さらに急カーブの連続で快適とは言えません。道中の景色はただ密林の中を抜けるだけで、他には何も見えません。ネパール旅行初心者にはオススメできません。もともとこの山道は頂上のチャンドラギリの横を通って、山の裏側チトランの町につながっています。その途中にチャンドラギリが新たにできました。この山道から行く場合、山の頂上で降りると、山頂のチャンドラギリ施設群へ続く長い階段が伸びています。これはトレッキングには良いコースかもしれません。私はこの階段坂も歩いてみましたが、標高が2000m以上ですからものすごくきつかったです。これは逆に、手っ取り早く高地トレーニングは実際にどんな気分なのかを体験できるとも言えます。

チャンドラギリの行き方

チャンドラギリまでタクシーで行く

タクシーで行けば早いですが、外国人観光客と分かられればかなりの料金を取られるはずです。価格はどこから乗るか、そして交渉次第でずいぶん変わります。ずいぶん変えることができます。

タメルからチャンドラギリへ

最近はタクシー料金が上がる傾向です。交通量の増加で渋滞が長くなり、ドライバーが行きたがらないためです。そんな状況があった上で、タメルで客待ちのタクシーは、外国人客目当てで着ているので、交渉してまけてもらえたと思っていても、実際は通常より多くとられることがあるはずです。片道800~1000ルピーぐらい、或いはもっととられるでしょう。

チャンドラギリまで無料シャトルバスで行く

これは利用したことがありませんが、フリーのバスが出ているそうです。タメルに滞在する場合、以下の場所が最寄のバス停になります。

チャンドラギリ行き下記の地点から

  • カランキ: 7:00 am
  • バラジュ: 8:30 am
  • カランキ: 11:15 am

チャンドラギリから下記の地点まで

  • カランキ : 2:00 pm
  • カランキ : 5:30 pm
しかし、バス停の標識はありませんし、バスの行き先の英語表記もありませんので、このバスを捉えるのは難しいのではないかと思います。

チャンドラギリまで市バスで行く

おそらくこれが最もリーズナブルです。道中の車内で現地人を間近で見てみるのも旅の一つの楽しみになるかもしれません。同じ道を行くので、所用時間はタクシーもバスもシャトルバスも全て変わりません。ネパールの市バスは良く飛ばしますので、スピーディです。一般的にタメルに宿泊していて、タメルからいく場合、以下の2つが近くのバス停です。

ラトナパークから

タンコット行きが出ています。バスは一日中続々と来ますので、待ち時間はあまりかからないはずです。運賃は25~ぐらいです。この道は必ずと言っていいほどトリプレショール / トリプレシュワル(Tripureshwor)交差点の渋滞に巻き込まれます。 

ソラクテから

タメルを北へ歩いてゆくと大通りに出ます、その大通りを西に歩いてゆくとカーブした下り坂になり、ソラクテという交差点があります。ここからバラジュまでバスに乗り、或いは歩いてバラジュまで行き、バラジュからカランキまでバスに乗り、カランキからタンコット・チャンドラギリまでバスに乗れます。
  • ソラクテ~バラジュ:15ルピー
  • バラジュ~カランキ:20ルピー
  • カランキ~タンコット:20ルピー
運賃は合計で55ルピー~ぐらいです。

チャンドラギリの施設

チャンドラギリのケーブルカー

これはかなり長いケーブルカーです。2.4 kmあります。38台のゴンドラは一時間に1000人の客を運ぶことができるそうです。ゴンドラの乗車には料金がかかります、以下の通りです。

チャンドラギリケーブルカー料金

  • ネパール人:片道415尼Rp 往復700尼Rp
  • 南アジア人(SAARC):片道415印Rp 往復700印Rp
  • 中国人:片道US$9 往復US$15
  • 外国人:片道US$13 往復US$22

チャンドラギリの展望台

大気が澄んだ晴れの日はヒマラヤ山脈を望めます。実は展望台からの景色で市内を一望しようと思う人は、がっかりするかもしれません。そもそもこのチャンドラギリは市内の中心地からかなり遠いんです。前述の通り、カトマンズ盆地の最西端です。ですから、ふもとのタンコットの町は見えますが、"カトマンズ市内"は向こうのまた向こうに見えるぐらいです。さらに、ネパールは風土的に靄が発生するシーズンがありますので、雨期明けから春先までが大気がキレイということを覚えておかねばなりません。気温が上がりだすと、雨季でなくとも何かもやもやした大気になることがしばしばあります。行ったけど何にも見えなかった!ってことはけっこうありえます。商業複合施設もあり、お土産、レストラン、カフェなどがそろっています。

チャンドラギリのシバ寺院(Bhaleswor Mahadev)

チャンドラギリのシバ寺院の伝説

伝説では『シバ神のために命を捧げたサティデヴィ(Satidevi)の死体を、シバ神が背中に担いで狂ったように世界を歩き続けている間に、腐敗した死体のパーツが落ちていった。シバは怒りのあまりそれに気づかなかった。そうして、この寺院が建てられた地にもサティデヴィ(Satidevi)の死体の一部(頭)が落ちた』そうな。それで今回新築でできあがったシバ寺院です。Bhaleswor Mahadevということで、シバ神のリンガ(男根の象徴)を祭る寺です。ネパールの古い神社仏閣が好きな方にとっては、少々新しくすぎ、人工的過ぎる概観かもしれません。

チャンドラギリで危険情報

チャンドラギリケーブルカーへの脅迫

2018年4月、地元組織によって外国人観光客が訪れるチャンドラギリ施設やカトマンズのインターナショナルスクールや商業施設などへの脅迫があり、この地域への不必要な接近は避けるようにとアメリカ大使館からアラートが出ていたそうです。

チャンドラギリの周辺

ネパール チトラン

カトマンズ盆地のタンコットから南に山を一つ越えるとチトランという町があります。つまり、チャンドラギリからカトマンズへ降りるのとは逆の方向に山を降りたところにある村チトラン。昔ながらの景色が今も保たれていて、とてものどかな雰囲気です。山の裏側がネパール最大の都市カトマンズであるとはまったく感じられない場所です。タンコットからバスが出ています。

ネパール カトマンズでトンネル工事

ナグドゥンガ トンネル建設事業

カトマンズ盆地の西の出入り口であるナグドゥンガでトンネルのトンネル建設が日本によって行われるようです。西へ抜ける道は山を越える地形ですから、道は蛇行し、そこを物流の全てが通りますから大渋滞が引き起こされ、酷いときには渋滞で7時間待ちもあるようです。その改善ということでしょう。しかし、まさに山の国ネパールの首都、天然の要塞として侵入しにくい道、そんな首都への玄関たる旅情あるあの峠を抜けるのも、ネパールの生活だったのに、と思うと少しさびしくなりますね。

チャンドラギリ観光の感想まとめ

あまり期待せずに行くとよいでしょう。ヒマラヤのパノラマを望めるポイントはネパールに無数にあります。そのうちの一つとして新たにチャンドラギリができたわけで、コンセプト自体は特に新しいものではありません。チャンドラギリへ行くのにはかなり時間がかかります、短い日数でカトマンズ観光をする場合は、少し考えたほうがよいでしょう。