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ネパールはどんな国?

釜山国際市場のスーパーコピー(偽物ブランド)に遭遇

釜山といえば国際市場
何もないただの商店街なのだが、実はここには海外有名ブランド(ルイビトン・オメガ)などのコピー品がある。
ヒュンダイをホンダと思っていた外国人も昔は多かったようだ。


国際市場の商店街には、粗悪なコピー品がこれでもかと並べられた店が連なっている。
はっきりいって店に並んでいるのはB級ともいえない、コピーも放棄した模造品。
こんなものかと見納めに歩いていると、店先に暇そうに立っていた若い男の店員が呼び込みをしてきた

コピーらしき品でないものもある。バッグなど、普通の商品もおいてある。
呼びかけに応じて店内をぐるりと歩いて、さあ出ようとしたとき

ボーイは店の奥からオーナーらしい別の人を呼んできていた。
片言の日本語ができる。丸顔で鼻の穴が大きく、中肉中背の中年。
「何をお探しですか」
べたっとした声
「いや、あまりデザイン良いのないから行きます。」
「もっと良いのもあります。」

なにか自信を持った妙な表情をしていた。

「どこに?」

上の階にどうぞと言われた。

男はやけに日本人に慣れている。
そう思って2階を見てみることにした。

通路から事務室のような扉を開けると、飾り気のない部屋に女性物のバッグが無愛想に陳列されていた
おぉ?なんか品質の高そうなバッグが並んでいるぞ?
ソファーにどうぞと言われた。

男はおもむろにタガログをテーブルに広げ
どれが好きですかと聞いた。

これは!なんとブランド品のカタログ
もう理解できた。そのカタログから好きなブランド品を選べと。するとそのイミテーションが出てくるのだろう。
著作権というものがないのか?この国には・・・、とか思いながら。
奥の部屋にも客がいた
しかめっ面したおっさん二人と若い整形美女が買い物していた。
日本語を喋っているではないか

「時計ある?」
というとすぐにズラリとテーブルの上に並べた
しかし有名なアレがない。
「ロレックスとかオメガは?」
「ちょっとまって」

そういってボーイは部屋を出て行った。
奥の向かいには日本人が脇目も触れずにあれこれ言いながら品定めしている。

ボーイ遅いなと思いかけたところで戻ってきた。
じらしているのか、ほかの商品を見せる時間をつくっているのかもしれない。

「いまこれしかなかった」
ボーイはそう言いながら戻ってきて私に時計を見せた
ロレックス、エクスプローラーと書かれてある。
「あらま、ほんとにそっくりだね」
ブレスのヤスリがけしたような加工もかっこいい
針を合わせてみたらなんと、りゅうずが抜け落ちた!
「あれ?これネジ壊れてるよ」
「ダイジョブです」
店員は、ん~、もう。えい!みたいな顔してネジを押し込んでしまった。


「で、これ幾らなの?」
「1万円でいいよ」
「え?これコピーでしょ?1万円もすんの??」
ネジが取れたコピーを一万で売るというのだ。
コピーを売るという精神もアレだが、壊れかけのそれを一万で売るという感覚もどうなってるのか。
財布は?
私はルイビトンのエピ財布を指した。

「お目が高い。それは8000円」

お目が高いとか言う言葉を知ってて煽ててくる。
しかしコピーはコピー。コピーの偽側の財布が8000円という。
amazonでノーブランドの本皮の財布や日本製時計を買ったほうが実用的である。品質もベター。
昔はブランド好きだったが、今どき飽きたっていうか、年とったからかブランド思考も薄れているのだ。

「安くするよ」
「高いよね、コピーなのに」
「いくらがいいですか?」


「OK、考えて出直すね!」
「OK、名刺わたしとくよ!」
コピー商人が名刺ときた。


私はさっさと店を出た。
一度見てみたかったのでちょうど良い経験になった。どういったところで、どんなものが売られているのかを。
香港でもS級品と呼ばれるイミテーションの時計がある。
韓国ではどんなものかと見てみたが、とうてい買う気の起こるものではなかった。
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