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ネパールはどんな国?

釜山のタルトンネの風景

釜山のキレイなビル街や有名な観光名所は情報も写真も出尽くしているので、今回は他の風景を見ていきましょう。釜山はやはり南浦洞。焼肉の匂いと坂町の夕景なのだが、実はプサンに限らず韓国には「月村(タルトンネ)」と呼ばれる街路が無秩序な迷路のように入り組んだ住宅街がある。朝鮮戦争で戦災から逃れた人々が集まってできた住宅街がその原型らしい。タルトンネは韓国のいたるところに残っていて、スラム街のような街並みのとこもあるし、すでに住み着いた人々が少しずつ家を改良していて、もはやスラムではなく普通の住宅街と融合しているのもある。路地はさすがにごちゃごちゃのままだが。釜山では南浦洞(ナンポドン)の西側にある山の甘川洞カムチャンドン)がタルトンネとして有名であるが、私はそんなとこまで行かなくても、韓国で自然に形成された街並みを歩くだけで充分に興味深く、異国さを味わえる風景、空間に入っていけると思う。以下に、プサンの散歩風景写真を少し。
龍頭山(ヨンドゥサン)公園から西に見る一帯が南浦洞である。坂を登れば影島の風景もキレイに見えるだろう。ついでに甘川洞(カムチャンドン)でも観ようと考えていた。
チャガルチ市場から国際市場に北上し
そこから直角に西に向かう、真っすぐ山めがけて進んでゆく。
普通の住宅街を横切って行く。
振り返るとプサンタワー。この辺りの住宅街は斜面に形成されていて、洞窟のようにクネクネと曲がった通路が張り巡らされている。
韓国の家は塀や庭がない。珍しくて歩き続けた。
まだまだ登ってゆく
にしても韓国の住宅街は過密度が高い
おそらくアミドンと呼ばれるこのあたりは、甘川洞よりももっと凄い形状の路地である
ちなみに、チャガルチ市場をうろうろしていたころ、ワノルドンという風俗街までタクシーの運転手に連れて行かれた経験があるのだが、あとで気づいたのだが、チャガルチから見るとこの周辺と同じ方向であった。 韓国では同じデザインのビルが林立する集合団地が多く、遠くからでは生活風景がいまいちわからない。実際に住宅街を歩くとその国のニオイ、生活感、文化、歴史が感じられてきて面白い。ところで、釜山にはかつて日韓併合していた時代に釜山に移り住んでいた日本人の墓石を石材として再利用しているような所もあるらしい。かつて日韓併合時代に日本人が移り住み、山の手には墓地があったそうな。戦後日本人が引き揚げ、その後朝鮮戦争が勃発し、逃げ延びた韓国の人々が山の手に仮設で家を建て、住み始めたとき、そこにあった墓石は石材として使われたとかいう話のようだ・・・。

海雲台(ヘウンデ)や西面(ソミョン)など新しくなってゆく町も良いが、実はそういった場所に類似する景観は世界中どこにでもある。やはり海外旅行と言うと、写真で見る観光地ではなく、その土地にしかないようなものを見たいということで、極端な話、そのへんをブラっと散歩するだけでも充分に異国を味わえるのではないか。そういう視点から、今回のスポットを以上に紹介した次第だ。
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