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ネパールはどんな国?

未知の遺跡発見か ネパールのラニマハールの謎

果てこんなところになぜ?といった物が世界にはある。この山の悪路が常のネパールにも。 それがこれ。タライ平原のブトワルから北方の山中に入ったパルパ郡タンセンのエリアを流れるカリ・ガンダキ川沿いに建てられたこの宮殿はラニガット宮殿と呼ばれる。位置的にはちょうどポカラとブトワルの中間。左遷されたラナ家の将軍が1893年に建造した。最も若かった愛妻テジの死を悼んで・・・。

ネパールのタージマハルの異名

以前の記事でも書いたが、ガットとはヒンズー教で死者を弔う場のことである。つまりラニガットとは、呼んで字のごとく、ラニ(女王)のガット(弔う場所)なのだ。 それがこの建物が建てられた理由である。そういったことからこの宮殿はラニマハール(ラニとは女王を意味する)、或いはネパールのタージマハルと言う人もいる。10年後、将軍はインドへ亡命し、その宮殿は以降 朽ちるままに放置されていた。
階段は川へ入ってゆく。まさに、死者を火葬して川に流すヒンズー宗教の象徴的な様式が建築に取り入れられているのが見て取れる。川の流れは激しい。よくこんな山奥に宮殿を作ろうと考えたものだ・・・。19世紀当時、どんな器具があったか定かでないが、作らされる側はたまったものではなかったろう。現在は観光化するために復元が進められている。色使いは本当にこうだったのだろうか。前のほうがアンコールワットのように遺跡が醸す情景があった気もするが・・・。
交通の便は悪い。ということで、今回は未知の遺跡発見には至らなかったが、視点を変えてみれば、新たなトレッキングスポットの発見と言うこともできるのではないだろうか。トランスポートが完備されておらず、猿の無く山中をトレッキングしながら何時間も歩き続けるのが好きな探検家には最適かもしれない。
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