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ネパールはどんな国?

ヒマラヤのシェルパ族・トゥンバ酒

もともとシェルパはそのほぼすべてがチベット仏教徒で、ヒンズーと交わることなく並立してきた民族だ。
タメル周辺にはソルクンブ出身(エベレスト=サガルマタ近辺)のシェルパの飲食店が多く、彼らの酒であるトゥンバが置いてある。ガイド経験があったりし、英語をある程度話せたり、外国人の風習に明るい店主が多い。
彼らの店は一目でわかるようになっている。入口に仏教のシンボルがデザインされた暖簾がかけてある。

シェルパ族には二つの代表的な食べ物がある。
一つはトゥンバ、もう一つはスクティだ。

トゥンバは寒い高山地帯で暮らす人々が飲んできた伝統の酒で、カトマンズやその近郊のシェルパ族が営業している飲食店か、またはネパールの高山地帯で飲める。
原料はミュレットである。お湯を注いで熱燗にし飲む。
味はけっこう美味しい。お酒のような味はほとんどなく、効能は体を温めること。
酷寒の高山地帯で身をしのぐために飲まれる。
店によっては袋詰めにしたミュレットを売っている場合もあり、これをお湯に入れればトゥンバの出来上がりだ。
シェルパの人々は顔はチベット人とほぼ同じ、言葉のイントネーションも非常に似ている。
実際、私の知るシェルパが言うにはチベット語と共通する言葉も幾つか?あるらしい。

スクティは肉を煙で燻した燻製干し肉で、保存が効く。高山地帯の貴重なタンパク源だ。

体を温める酒トゥンバと保存食スクティ、高山地帯で暮らす知恵である。
高山に適応したシェルパ達は低酸素の環境にも強く、土地勘もあるため昔から登山のガイドをしてきた。酸素の薄い高山で、外国人登山家の荷物を背負い、道案内をする。
これによりいち早く財を成した人達もいた。現在も欧米のトレッキング熱に支えられ、トレッカーを案内する仕事をシーズン中に行い、オフシーズンには飲食店をするケースも確立されている。
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