注目の投稿

ネパールはどんな国?

ネパールのカースト ギリ・ヨギ・プリ - サンニャシ

sanyasi
nepali jati
写真はギリ達の集落にて。ゆったりと農作業をして過している。
サンヤシはチェトリの下に位置する身分(ジャーティ)の名。人種はカースに属し、階級内には苗字(カースト=タール)はギリとヨギとプリがある。一般的にチェットリと勘違いされているが、ギリ・ヨギ・プリ本人達は否定する。チェトリではなくサンヤシ(サンニャーシ)なのだ。

サンニャシ は身分であるが、職業としてもサンヤシと呼ばれるものがある。職業としてのサンヤシは誰にでもなれ、司祭に似た格好をし、家々を巡り玄関先でヒンズー教の賛美歌を歌ったりティカを授けて寄付金を集めて回る。物乞いと揶揄されることも。これらは別物だ。 ここではあくまで前者の、身分としてサンヤシと呼ばれるギリ・ヨギ・プリについてだ。苗字として、ギリは広く知られているが、プリやヨギも同階級でギリと互換性があることはあまり知られていない。
ギリはサンヤシ(古代のヒンズー教修験者達)の末裔である。 他のネパール人同様この地に定住するや農業中心の生活を送ってきた。
現在ネパールで見られる修行僧のような服を着て徒歩で旅して回るサドゥとはルーツが異なる。(さらに現代のサドゥは金を乞うて歩く偽物も多い)。同じように言われることに不快感もあるようだ。

ギリ(プリも含む)の人々は心優しい人が多く、強情さはあまり感じられない。男は威張らず、よく仕事もする。階級に対する考えかたは独立的で、来る者拒まずなところがある。ある意味で正当なヒンドゥー体現者の末裔であるからか、階級を超越した一種独特、「シバと同等だ」とユーモア混じりに言ってのけるギリも何人か見たことがある。奢っていっているのではない。

世の評価に頼らない余裕が感じられた。世を捨てた修行者の血を引く者らしく。

ヒンドゥーの大神シバは、酒は飲むはマリファナ吸うはの破天荒な神だが、同時にヒンズー世界を悪魔から守った偉大な英雄として大変人気がある。ヒンズー祭壇にあるシバリンガはそのままシバのリンガ(男根)を象徴していて、このシバリンガにミルクを垂らして崇拝することはヒンズー教の重要な儀式であるほどだ。テレビドラマもシバのドラマシリーズが毎日毎年絶大な人気を得ている。

ギリ・プリは酒やタバコを隠れて飲んだりせず、堂々としている。
気性は穏やかで庶民的、ありのままを受け入れた落ち着きがある。開放的に何でも話し、(日本人含む)外国人と気が合うかもしれない。
私が見てきたなかでは、顔立ちはギリよりプリのほうがよりインド的な顔立ちをしていた。プリは彫刻のような引き締まり整った顔の美男美女が多い気がする。
番外編
美人編