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ネパールのLGBT(セクシャルマイノリティ)

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LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)の「L」、ゲイ(男性同性愛者)の「G」、バイセクシュアル(両性愛者)の「B」、トランスジェンダー(心と体の性が一致しない人)の「T」の頭文字をとったセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の総称
久しぶりにカトマンズ市内で夜になってしまった。ラトナパーク(バスターミナル)は夜は帰宅ラッシュで酷いことになる。列に並ぶ習慣のないネパールは走って突っ込んで乗り込む客であふれかえる。もみ合って乗り込む隙を狙ったスリにはご用心。ポケットから札が無くなったことがある。ネパールではバスでのスリの話は多い。

ラトナパーク近辺の交差点には、この寒いなか相変わらず女装美人が数人集まって立っていた。日本でイメージする薄い細い女性的な女装ではない。バウンやチェトリなどのアーリア系の顔に濃いケバケバの化粧をのせた迫力ある女装家達だ。ボリウッド女優みたいなのも時々いる。
南米ラテンアメリカのブルネット(brunette)そっくりの美人もいたりしてほんとに男なの?と思ったり。
ネパールはゲイをカミングアウトするのは社会的に非常に厳しい状況だと聞いているが、しかしこうして平然と大通りに立つ女装家(女装を楽しんでいるだけなのか、ニューハーフなのかは分からないが)や、メイク無しだが服装や話し方だけ女(真正性同一性?)な男を時々見かける。
恥ずかしくてカミングアウトできず、結婚は二十代で親の意向できまるため、仕方なく結婚する人がいたりもするらしい。
ポカラで繁華街を歩いていたときもサリーを着飾った女装男子のグループを見たこともある。
ネパールのセクシャルマイノリティは果たして偏見の目で見られているのだろうか? 確かに就職などは、女装した姿では難しいという。しかし、日常においては、女装した人に接するネパール人の態度は嫌悪したり、訝しがる素振りは見せない。これはネパール人の礼儀が良いからでないのは確かだ。
そもそもネパールにはヒジャダが昔からいたわけだ。(ヒジャダとは身体は男だが、心は女性である人々)。 ネパール人は女装した人を見てもこれといった反応を示さないのはヒジャダを通してそういった人々がいることを既に認知しているからだろう。
ヒンズー教は色彩豊かな宗教だ。像の顔をした人、青い肌の大酒飲み、類人猿の神様たちもだが、インドにはあらゆる部族が独自の文化で生活することを許容されている。カーストという厳しい社会だが、実はこれほど多様な人々が住む国はそう無い。

女装した人々というのも、それはそれ。誰も干渉しない。気持ちの太い人々だ。

ところでネパールでは、男装した女性やレズビアンはいまだかつて見たことも聞いたこともない。
ネパールに旅行に来る人々はまさかネパールにニューハーフがいるなど思いもしないことだろう。

ターメルは観光客向けの人しか来ない。ニューロードからバサンタプル、ダラハラ塔跡地、RNAC一帯がカトマンズ最大の繁華街であり、ネワール人達のビジネスエリア、ここに日中もナイトライフもローカルのあらゆるネパリは集まる。
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