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ネパールはどんな国?

カースト制度の中での日本人のカーストの位置:ネパール

カーストとは英語で、ヒンズー体制の身分を表す造語であり、本当はジャーティというのだが、今回の記事タイトルは一般的に用いられるカースト制度と書く。
ネパール人と結婚した日本女性の話はネパール各地でけっこう聞く。ネパールでも日本人女性は人気だ。さすがだ。さて、日本人に対するカースト制度での扱いだが、これは日本人に限らず、外国人として一括にされる。各国に対する好き嫌いは多少加算されるが、基本的にはネパール人は外国人を特別な存在として扱う。日本人も同じく特別な存在として扱われる。それプラス、日本にはネパールに対する国際援助の実績があるため、非常に好意的な感情を持っている。ネパールはきちんと評価している。 外国人は階級制度から度外視されている。上でも下でもなく、外でもない。全てでありゲストである。
外国人はカーストを超越した特殊な存在なのだ。いわばエイリアン。 ゲストは丁重にもてなすべきだとあらゆるネパール人は語る。「ゲストは神として扱う」は南アジアに共通した土着的な文化のようだ。(この文化はインドも同じ)
カースト間のライバル意識などもあり、外国人には自分のカーストを良く宣伝しようと意気込むことも。
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満員バスなどで、外国人であるからと言って席を譲られたり、あらゆる接客で寛大に丁重にされることも多い。

自分より下のジャーティ(階級)の家の飯は食べないしきたりが田舎には残っていたりするが、実際にそう豪語し実行するバウン(最上位階級)がいたが、私が作った飯(普通のネパール料理)は食べた。外国人の飯は関係ないらしい。
これは他のバウン達もそうだった。

キッチンの出入りに関しても自分より下のジャーティの者は入れないそうだが、これもあらゆる家に行ったがブロックされたことはない。

ネパールのモンゴロイドの諸民族は中国人や日本人などは、タマング・グルング・ネワール・マガール・ライ・リンブーなどと同族だと主張するものもいる。

我々日本人を含む外国人もネパール人と結婚できる。階級意識は外国人は対象外。また、階級内での結婚が伝統であるとは言え、実際問題結婚は階級によるというより、最終的には好みの問題だ。親がいくらダメと言っても、本人達が好き合って親の言うことを聞かないならば、どうしようもない。ネパールは20才が結婚年齢だ。この年頃は好きか嫌いかしかない。
ネパール人同士でもハイカーストがローカーストと駆け落ち結婚したりすることは、実に閉鎖的な村でも起きる。貧しい男性と結婚することもある。愛情は国境も階級も金銭も関係ない。
逆もしかりで、親が良しと言っても、本人が嫌がってどうしても聞かないならば、成立しようがない。
親子そろって同意して結婚するならすべて良し。そしてそれが通常だ。 ただし外国人との結婚は警戒される場合もある。外国人は好奇の目で見られるだけに、いろんな噂や憶測や嫉妬が飛び交う。良きにしろ悪しきにしろ話好きなネパール人はあらゆることを吹聴している。
基本的にはネパール人は外国人に対して好奇心を持っている。
我々外国人は未知なる物体であり、どんなもんなんだろうかと探って楽しんでいる。
最初は礼儀正しく接してきた相手に日本人は礼儀で返そうと過剰にペコペコしてしまいがちだが、これはカースト社会で育ったネパール人相手にはしないほうが良い。かといって奢る必要もない。
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